「少人数チームが熱中してプロジェクトを成功させるには?」(岡田斗司夫による慶應義塾大学講演 第一弾)

慶應義塾大学での岡田斗司夫の講演会で、とても興味深い質疑応答がありましたので紹介していきたいと思います。

第一弾は、

「少人数チームが熱中してプロジェクトを成功させるには?」



(0:25あたりから)



1 利益
 金だけでなく、目立てる、楽しい、友達が出来るなど、スタッフ全員がなにか自分なりの利益を見つけられること


2 正義
 「これやることが正しいんだよ」ということが言えると、プロジェクト運営はものすごく楽になる。
 反社会的なことは、2、3時間程度だったら盛り上がれるが、あとで一人になったときに「それで良いのだろうか?」「友達・家族に言えるだろうか?」となって、チーム運営が大変難しくなる。
 正義があればあるほど、各スタッフが一人になったときに、心がバラバラにならないですむ。 
 正義は持った方が便利だし得です。


3 恨み(の解消)
 「誰かを見返してやりたい」がないときつい。それがメンバーにあるか?
 「金持ちを見返そう」「貧乏を抜け出そう」など。
 
 2とはコインの裏表。恨みだけだったら、なかなか人はついてきてくれない。正義だけだったら、毎日やるモティベーションにはなりにくい。


4 孤立性
 そのチームの孤立性
 あまりにオープンすぎて、人が自由に出入りできてしまうとそのチームの結束力が弱くなる。
 一方で、完全に孤立して他者が入れないと新しいアイディアがでにくい。
 なので、適度な閉鎖性が必要。
 自分も最初、大阪でやっていた隔絶性がすごくよかった。最初から東京でやっていると、おもしろいイベントがたくさんあるから優秀なスタッフがどんどん抜け出してしまう。
 シリコンバレーから新しい企業が生まれてくるのはシリコンバレーという場所自体が一つの閉鎖性を持っているからだと僕は思います。


5 勝算
  「こうやればいける!」ということをウソでも良いから言えるか(「ウソでも」がポイント。完全に言い切れるようなことは、誰かがすでにやっているはず。7~8割位の勝算で自分の口から言えたら、あとはスタッフがそのことを人に伝えていく中で勝算は上がっていく)



リーダーになるとき、どの分野でも人を動かすときにはこの5つがあれば、まあ大丈夫。あとはその人なりのプラスアルファ。

最低、この5つはないと難しい。




この質問を聞いた時、まっさきにチクセント・ミハイのフロー理論が頭に浮かびましたが、

岡田斗司夫さんの回答は、まさにそのフロー理論と神田昌典さんのミックスといった感じでした。


「恨み」について、神田昌典さんは非常識な成功法則において、

「起業する初期には、『社会に見返させてやるぞ!』とか『もてたい!!』というエゴ丸出しの欲望がエンジンになる。しかし、いずれ社会的な目標にシフトしないと次のステージにはいけない」


といったことを書いています。


やはり、チーム運営とは、こういったところにおちついてくるのだなあ、というのが正直な感想でした。



かつて自分が学生とともにプロジェクトを行なって手応えを感じた際にも、たしかに(「恨み」はあまりなかったですが)、大体あったように感じます。






リーダーシップについての過去の記事:3分間で学ぶリーダーシップ








フロー体験 喜びの現象学 (M. チクセントミハイ 著)









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れおん
東京在住。2011年初旬に安定した仕事を辞め、いくつかのお金の流れを創りつつ「真の幸せとは何か?」「自由とは?」を探求中。かなりの手応えを掴み、探求をほぼ終えつつあります。縁のあった少数の人に「好きな事をビジネスにして楽しく生きる」ためのコンサルティングをしています。興味のある方は「メールフォーム」から気軽にメッセージをお送りください。

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