大卒の就職内定率が6割を切り始めた今、「1を100に」でなく「0を1にする」方法こそ必要 ~「もっと自由に働きたい」 家入一真

「『0を1にする』ことは得意だけど『1を100にする』ことは苦手です」

という家入一真さんの新刊

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

を読みました。



不安定な時代の中で

一歩進むマインドセットと勇気、具体的な行動方法


まで公開する素晴らしい本でした。



家入さんの自伝的な前作も素晴らしい本でしたが、

 参考記事→家入一真さんのイメージが180度変わりました

二冊目は実践的内容にあふれた素晴らしさがありました。




世の中の仕組み上、当然といえば当然ですが、

これまでは「1を100にする」ビジネス書や自己啓発書が主流でした。



もちろんそれも大事です。


でも、それが役に立つのは、

会社員として上を目指そうとする場合や、

既に独立・起業していて次のステップを考え始める段階にきてからの話です。




大卒の就職内定率が6割を切り始めているそうです。


そういった不安定な現代の日本で生きる私達に必要なのは、


ゼロ(=人脈ゼロ・経験ゼロ)から、

イチ(=独立)になる方法


ではないでしょうか。



そのジャンルは、まだまだ良書が少ないと感じています。



いじめられて → 引きこもり → 対人恐怖 → 高校中退 → 新聞配達奨学生 → JASDAQ最年少上場社長

と経てきた家入一真さんの本は、これからを生きる我々を大いに勇気づけてくれる

「0から1へ」の本でした。






【以下、読書メモ】



・ただ一つ言えることは、あなたの「今」は我慢や準備の期間ではない、ということ。



・とことん素直に、自分はこういう人間です、とさらけ出す。
 そうすれば、応援してくれる人、支えてくれる人、フォローしてくれる人は自然と集まってくる。



・僕は、大きな野望があったわけでも、成し遂げたい事業があったわけでもなく、消去法で社長になった。会社勤めが嫌で、結婚して子どもができたタイミングで、妻子を養えるくらいの収入を在宅事業で得たい、そして家族と一緒にいたい、という思いで起業を思い立った。

 逃げる準備として、僕はやりたいこと、やるべきこと、やりたくないことの3つの軸で考えた。僕の場合は、

 やりたいこと = 家族と一緒にいる

 やるべきこと = 家族を食べさせるための最低限のお金を稼ぐ

 やりたくないこと = 会社に勤める

 というところからスタートした。

 お金知識スキルもあったわけではない。当時は仲間もいなかった。でも、動き出してしまえば、それらはすべて後からついてくる。



・小さく - 一人で立ち上げて一人でやめるくらいの規模がちょうどいい。

 素早く - とにかくスピード勝負。3ヶ月を目安にする。

 軌道修正 - 常にやりながら考えて、やりながら力もつける。

 勉強をして知識と技術をつけてから、資金をためてから、人を集めてから・・・そんな入念な準備は必要ない。立ち上げて、反応を見ながら少しずつ軌道修正して、やりながら形にする。その過程で、力も資金も、人もついてくる。



・机の上で、いくら知識を習得したって、それが実際にどれだけ役立つかはわからない。ビジネスは実践だ。実際にやりながら、試行錯誤しながら自分の”やり方”を見つけていくしか方法はない。



・やりたいことが技術者や専門家になることではなく、自分のアイディアを形にすることであれば、時間をかけて資格をとったり、専門知識を身につける必要はない。やりながら力をつけるほうが実現への道は近い。
 



・自分は開発ができないから、デザインができないからと、向いてもいないのに一から勉強をはじめて、無駄な時間を費やす人が多い。
 全部自分でやることなんて不可能だ。知識や資格が目的じゃないんだったら、実践までに最短距離を考えること。


 
・僕は経営者として面接も採用もたくさんしてきたけど、その基準は「面白いやつかどうか」。それだけだ。学歴は見ていない。まず、一番面白かった経験と、逃げ出したかった経験を聞く。そこでどれだけ面白いエピソードが出てくるかが採用基準だ。経験から得た自分の言葉で語れる人間は強い。どれだけ自分のエピソードをもっているか。それが一つの売りになる。



・自分が一番欲しいものをつくれば、そこに必ず需要が生まれる。



・応援されるビジネスは、そこにつくり手の熱意があるかどうか、それに尽きる。こんな想いでつくっていますという作り手の顔が見えるもの、そこにストーリーがあるものは強い。結局人は感情で、商品そのものよりもつくり手の熱意に動かされることが多いからだ。



・きれいごとを並べても、お金がついてこなかったら継続はできない。自分が生活できないのに、好きなことだけをするっていうのは虫が良すぎる話だ。お金さえついてくれば、「好きなこと」はビジネスになる。どうやって、自分のやりたいことで、自分に必要なお金を稼いでいくのか。逆算して考えればいい。(具体的計算方法は本書のP124参照)



自分をさらけ出すことさえできれば、程度の差こそあっても、自分のメディア、自分の仕事をつくることはできる。規模は小さくてもいい。自分を中心とした経済圏をつくる僕はこれを「オレオレ経済圏」と名付けた(笑)



・非難してくる人がいる分、応援してくれる人もいる。一番辛いのは、自分が起こした行動に対して何の反応もないことだ。賛否両論あっていい。それが話題を呼ぶ。まともな非難であれば、丁寧に対応することで、むしろプラスに変わる。



・いつまでも準備をしていたら前へは進めない。失敗を恐れて準備をした分、失敗する確立がたとえ減ったとしても、失敗したときのリスクは大きい。ビジネスはやってみないと誰もわからない。
 準備不足で失敗したのなら、その時点で迷惑をかけてしまった人には謝って、その失敗を生かして準備をしなおしてもいい。わからないままリスクヘッジをするより、必要なことがより明確になる
 最終的に失敗じゃないところまでもっていけばいい。「ロックだな!」という見せ方もあるじゃない(笑)


・自分自身を生け贄にして、やりたいと思ったことはとりあえずやってみる。生け贄といったって自分を犠牲にするわけじゃない。自分自身を実験台にするんだ。こんなことをしてみる、やっぱり駄目だった。それくらいのノリでもいいんじゃないかな。実験と考えたら失敗すらポジティブなものになる。
 人生は一度きり。多様な働き方や生き方を試してみてもいいと思う。



・たくさん実験して、その中で正解を求めていけばいい。実験し続けて、正解にたどりつけなくてもいい。正解なんて、あってないようなものだ。
 時代に合わせて、その時々に合わせて、自分の思考も行動も変わっていく。
 無責任なことを言うようだけど、僕だってこの本で言っていることから思考を改めることだってあると思う。



・デスクにいることはほとんどない。1日じゅうたくさんの人に合っている。自分が会いたいと思った人には、ツイッターなどで声をかけて会いにいく。一人でデスクの上で考えているよりも、人と話しているほうがアイデアは浮かぶし、ことが運ぶ。



・人と会って吸収したあとは、それを消化して自分の中に取り入れていかなくちゃ。ぼくはよく1週間人に会い続けたあとに、1週間誰とも会わずにひきこもる。

 自分が飽和状態になったのなら、咀嚼して落とし込んでいく作業が必要だ。
 人と会いすぎてしまうと、結局自分が何をしたいのかわからなくなってしまうから。



・世の中のあらゆるものに、誰かの思惑が必ずある。簡単にその思惑にのらないように、常に疑って、自分の頭で考えよう。



・僕は、人生を通して、自分と誰かの「遊び場」をつくっていきたい。居場所がなかったコンプレックスを一生ものの原動力にして



Libertyについて~

 とにかくスピード優先でビジネスを立ち上げていくという実験をしている。
 生活のための仕事は昼間にして、夜はとにかくものづくりをする。常時5個以上のプロジェクトが平行して走っている。
 もちろんみんな無休。
 その代わり、立ち上げたプロジェクトから得た利益や評価はみんなで分配する。「海賊スタイルの組織」と誰かは呼んだ。
 プロジェクト単位で集まり、プロジェクトが立ち上がれば一旦解散。
 ツイッターでフォローしたり外したりするのと同じような感覚で僕らはつながっては、離れていく。そのくらい身軽でいい。



・実験的な活動で、自分の新しい働き方や生き方を模索していこう。正解なんてないし、正しい道もない。



 自分自身を生け贄にして、多様な働き方、生き方を試す。







 
 
 もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES) 家入 一真 著










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テーマ : 【無理な努力なし】に、好きなことで幸せになる
ジャンル : 就職・お仕事

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れおん
東京在住。2011年初旬に安定した仕事を辞め、いくつかのお金の流れを創りつつ「真の幸せとは何か?」「自由とは?」を探求中。かなりの手応えを掴み、探求をほぼ終えつつあります。縁のあった少数の人に「好きな事をビジネスにして楽しく生きる」ためのコンサルティングをしています。興味のある方は「メールフォーム」から気軽にメッセージをお送りください。

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