今後10年どう生きる?(藤原和博さんと渡邉正裕さんの対談に学ぶ1)

元リクルート出身で民間初の公立中学校長(杉並区立和田中学校)だった藤原和博さんと

ベストセラー「10年後に食える仕事、食えない仕事」の著者、渡邉 正裕さんの対談が面白かったです。


過去10年、日本の仕事をめぐる状況は様変わりした。
『10年後に食える仕事 食えない仕事』。仕事の未来をマトリックスで4部類している。
インド、中国では毎年数百万人単位でハングリーな大卒者が誕生。また、ネット・通信環境が 大きく改善したことで、定型業務やIT開発を新興国へアウトソーシングできるようになった。仕事の枠を日本人同士で争っていればよい、という時代は終わっ た。さらに、人口減少に伴う国内マーケットの縮小も追い打ちをかけている。
これから日本の仕事はどう変わるのか? 10年後にも食えるのはどんな仕事なのか。当連載では、ベストセラー『10年後に食える仕事 食えない仕事』の著者であるジャーナリストの渡邉正裕氏が、"仕事のプロ"たちとともに、仕事の未来像を探っていく。

東洋経済ONLINEエリート以外の99%はコミュニティが仕事場より




大枠は、すでにダニエル・ピンクが「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」で予測しているような方向ですが、現代の日本に生きる我々の現在位置と、今後生きていく上でおさえておきたい視点がいくつもありました。



お二人の対談を、以下の4ポイントにまとめてみました。

1 これだけは知っておきたい、我々の「現状」

2 ニュータイプの出現(「新人類」としたかったのですが死語なので(笑)、僕の好きなガンダム風に表現)

3 評価経済の萌芽

4 では、新しい仕事は?



順に説明していきます。



1 これだけは知っておきたい、我々の「現状」

 日本にはもう、中流階級が存在しない。

 これは、三浦 展さんの大ベストセラー「下流社会 新たな階層集団の出現」での主張と同じですね。


 ■日本にはもう平均なんて存在しない
(日本経済のピークは1997年)

この分散化が始まったのは、日本の経済成長がピークアウトした1997年ごろ。この年には、山一證券と北海道拓殖銀行の倒産もあったわけですよね。その翌年の98年から、日本の1人当たりの個人消費は一貫して下がっています。その少し後から、国内の車の販売もずっと下がり続けています。

私は、この98年から日本が成熟社会に入ったと言っているんですけど、98年からハネ上がっているデータが1つあります。それは年間の自殺者数なんです。97年まで二万数千人で推移していたものが、いきなり三万数千人に跳ね上がった。それが14年間下がっていません。






「会社が人を育てなくなった」衝撃的なことばです。
たしかに、僕が務めていた企業も年々余裕がなくなっていて、新人にかかる負担が増大していました。

http://toyokeizai.net/articles/-/11860

藤原:私の感覚では、会社が人を育てなくなっているんですよ。渡邉さん、そう思わない?

渡邉:そうですね。それは間違いない。

藤原:今の会社は、アウトソースをしすぎているし、ムダをそぎ落として余計なことをしなくなっている。「ムダをやらない」「失敗もさせない」では、人が育つわけがないですよ。

だから私は、会社組織にいる人よりも、石巻やバングラデシュにいるような、既存の枠組みから滲み出ている奴ら、「滲み出し組」に期待しているの。

(中略)

日本の中枢からはなるべく遠ざかれ。それよりも、とにかく10年以内に、お前が20代のうちに『ニューズウィーク』や『ビジネスウィーク』の表紙を飾れ。そしたら、俺はびっくりしてあげましょう。『週刊東洋経済』や『日経ビジネス』に載って満足してるようじゃダメ!」と言ってるの。








きちんと抑えておきたい,日本の統計のカラクリとは?

日本の失業率はインチキ臭い 
・日本では、ハローワークに「職を求めています」という申請を出さないと、カウントされない。
・フリーターで働いているうちも、ハローワークで職を求めてなければ失業者にカウントされない。







以下も抑えておきたい。
日本の住宅費は異常だそうです。

http://toyokeizai.net/articles/-/11769?page=3

藤原:だから今の20~30代が貧困だと言うけれど、ある時点で相続がドンと来る。少なくとも、日本で今暮らすときに、異常におカネがかかるのは住宅費だけでしょう。たとえ都市部であったとしても。

渡邉:そうですね。

藤原:住居費がタダなら、おカネはそんなにかからない。だから若い人たちは非常に合理的な選択をしている。私は、実家に寄生する、パラサイトすることは悪いと思わないの。むしろ当然だと思うんですよ。だって実家から外に出ただけで、6万円だ、8万円だ、と家賃がかかるのは日本ぐらいですから。









「おじいちゃんとおばあちゃんが、2~3人の若者を養う社会になろうとしている」

えっ?

これはなるほど!

と感じました。(僕の親には資産がないので、う~んなのですが・・・。)

http://toyokeizai.net/articles/-/11769?page=2

では、そういう若者たちは将来、食っていけるのか。
それを考えるときに、ポイントになるのは親世代の資産だと思う。65歳以上のたちは、合計で1500兆円ぐらいの資産を持っている。この人たちがほぼ住宅ローンを払い終わって、土地付きの一戸建てやマンションを保有していたら、子ども世代はそれを引き継げる。「今の若者は貧しい」とよく言われるけど、どこかで相続が起こるんですよ。

スポンサーは、おじいちゃん、おばあちゃん

渡邉:親が裕福であれば、家の心配はいらない。

藤原:そう。よく社会保障の議論で、昔は「胴上げ型(一人の高齢者を多くの現役世代で支える)」だったのが、今は「肩車型(一人の高齢者を一人の現役世代で支える)」になってしまっているという話があるけれど、あれはウソ。むしろ逆に、おじいちゃんとおばあちゃんが、2~3人の若者を養う社会になろうとしているんですよ。

渡邉:常識とは逆ですね。

(中略)
渡邉:そうですね。一人っ子同士で結婚すると、家が1個余るぐらい資産家になってしまうという問題もありますからね。









長くなりましたので

2 ニュータイプの出現

3 評価経済の萌芽

4 では、新しい仕事は?


については、次回に続きます・・・。












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れおん
東京在住。2011年初旬に安定した仕事を辞め、いくつかのお金の流れを創りつつ「真の幸せとは何か?」「自由とは?」を探求中。かなりの手応えを掴み、探求をほぼ終えつつあります。縁のあった少数の人に「好きな事をビジネスにして楽しく生きる」ためのコンサルティングをしています。興味のある方は「メールフォーム」から気軽にメッセージをお送りください。

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